B/LとExpress B/Lの違いB/LとExpress B/Lの違いについて説明。Express B/Lの処理の流れやリスクについても。※このページの文章は2012年に自己学習用として作成されたもので、内容の信頼性、完全性は保証しません。 基本: B/Lは有価証券。それに対し、Express B/Lはタダの紙切れ。 Express B/Lのリスク: 例えば、出荷した側がExpress B/L発行後10日間以内に支払いという形(例えば船の到着30日前)で、受け取るはずの人が支払った後に、出荷した側がB/L本書の受取人を別の人に変えてしまうということもありうる。そうすると受け取るはずの人が受け取れないということもありうる。犯罪ではあるが、出荷した側が逃げてしまえばどうにもならない。通常のB/Lであればこのようなリスクはありえない。 B/Lのリスクとリスク回避: B/Lは通常3部発行される。有価証券であり、紛失すると荷物を受取るのは非常に大変になる。3部発行されるのは1部なくしても2部残るので。昔は3部発行して、送付する際も1部+2部のようにメールを分けるようなこともやっていたらしい。 Express B/Lの処理について: 1. 船会社から送られてきたArrival Noticeを受け取る 2. フォワーダーにArrival Noticeを提出する。 3. フォワーダーがが船会社に支払いをする。 4. 船会社からD/Oの発行場所とCY搬入場所が連絡される。
・貿易用語学習メモ ・コンテナヤード(CY)から乙仲さんまでの物の流れ ・中国コンテナ船サーチャージ(GBF,BAF,FAF,YAS,EBS)の意味と金額例 ・B/LとExpress B/Lの違い ・B/L修正の手順例(日本に輸入で本船が現地出港済みの場合) |